カラリパヤットゥについて

カラリパヤットゥ、日本では1980年代に、スポーツドリンクのCM「いやはや鳥人だ」のキャッチコピーで紹介され、インドの達人がしなやかなジャンプを披露したことで一時的に広まったようです。その後、あまり知られることはなくなったようで、今ではほとんどの人にとってカラリパヤットゥは馴染みのないものとなっています。私がカラリパヤットゥに出会ったのも偶然であり、日本では何の知識もないまま、ケーララで衝撃的な出会いを経て今に至ります。私とカラリパヤットゥの関わりはまだ15年ほどですが、ここで簡単に、カラリパヤットゥを紹介したいと思います(浅見千鶴子)。

カラリパヤットゥって何???

カラリパヤットゥは、南インド(ケーララ州)に古くから伝わる武術で、一説には、空手や少林寺拳法のルーツとも言われています。奥深い武術の知識を持ち合わせている事から、武術の宝庫として知られていますが、武術に必要なしなやかな身体つくりのためのトレーニング方法がたくさん詰まっていることもカラリパヤットの特徴の一つです。カラリパヤットの道場では、子ども~大人まで、学生~社会人がみんな一緒になって、毎朝カラリの稽古で汗を流し、稽古の後に学校や職場へと通う光景が日常となっています(写真、朝稽古の様子)。

カラリパヤットの体系的なトレーニングエクササイズで身体を鍛える事によって、背骨の引きあがったまっすぐな体軸バランスと柔軟性、身体をコントロールする力、ジャンプ力と強い足腰、さらにスタミナを身に付けることができます。トレーニングエクササイズの詳細を知りたい方は、こちらを

また、カラリパヤットゥには、大きく分けて二つの流派スタイル;北派スタイル(アーリア系譜)、南派スタイル(ドラヴィダ系譜)があります。さらに、同じスタイルの中でも、様々な流派があり、一般的にひとくくりにされるカラリパヤットゥですが、流派によって、動きの質や訓練方法、武器術の種類や内容、武器の形まで異なっています。 私たちは、数ある流派の中でも、北派の正統派と言われるCVNスタイルのCVNカラリ(CVN Kalari Nadakkav)を受け継いでいます。CVNカラリスタジオジャパンは、CVNスタイルが継承する訓練方法に基づいたトレーニングメニューを日本で指導している唯一のスクールです。 スクール/スタジオ名の冒頭にCVNとつけたのも、CVN流派であることを示すためです。

カラリパヤットゥの魅力は?

まず、非常に歴史があることです。4世紀頃には剣の稽古としてカラリの稽古が行われていたようです。

そして、武術の知識が詰まっていて、武術の宝庫と言われています。戦うための知識は、道場の稽古で師匠が教えることはありません。それらの知識は上級生の動きを目で見て学んだり、実際の武器術を通して身体で覚えるものだそうです。理論は後からついてくるもの、という稽古のスタイルは昔から変わりません。

また、武術に必要な身体をつくるための優れた身体訓練法を持つのが特徴です。これらは全身を鍛える基本的な鍛錬エクササイズからなっています

さらに、オイルを用いた治療法を持ち合わせていて、身体を知り尽くしたマスターによるマッサージなどの様々な治療が行われているのもカラリ道場の特徴です。 (カラリトリートメントの詳細は、こちらのサイトに記載しています。)

カラリの道場の写真、動画などは、こちらからをどうぞ